iPadを売ってノートPCを買った話
約1年前、iPad第8世代が発表された。
今までiPadには一切興味がなかったが、
ちょうどそのころブログを書いてみたかったことと、
iPadで英語の勉強をしてみたかったため、
無印iPad第8世代を衝動買いした。
本体は公式ストアから購入し、アップルペンシル、キーボードは純正のものを
メルカリで購入した。
しばらく通勤電車と自宅で使用していたが、どうもしっくりこなかった。
感想を以下に羅列してみる。
<目次>
画面が微妙に小さい
ノートPC代わりで使うには・・・
iPad第8世代の画面サイズは10.2インチである。
いま私が使っているノートPC(まさにiPadを売ったお金を足しにして買ったもの)
も決して大きくはないがそれでも13.3インチある。iPadの1.3倍だ。
正直、今使っている13.3インチのノートPCの画面サイズが
ブログ作業、ネットサーフィンをするのには
ぎりぎりのサイズ感だと思う。
純正のキーボードを使ってノートPCとして使うにも中途半端なのだ。
タブレットとして使うにも・・・
もちろんiPadはタブレットなので、ソファーやベッドで寝転がりながら
動画を楽しむことも醍醐味のひとつである。
しかし、iPadは以外に重く、490g(Wi-Fiモデル)もあるのだ。
私が使っているスマホは150gほどしかないので、スマホ3つ分以上もある。
とても片手では持てない。
厳密にいうと、長時間持ち続けることができない。
横幅が狭く、電車で使いにくい
電車通勤の私は電車の席でブログを書いたり
調べ物をすることを想定していた。
しかし、いざ膝の上にiPadを置いて作業をすると、
iPad(キーボード)の横幅はたった25センチしかなく、
内股にしないと安定しない。
ノートPCであれば、がに股にならない限りは十分な横幅がある。
横幅が狭く、キーボードが使いにくい
上の項と同じような話だが、横幅が狭いため
キーが小さく、キーとキーの間も狭いため、
通常のパソコンと比較して打ちミスが多くなってしまう。
また、キーストロークが小さく、打鍵感がよくないことも
打ちにくさを助長している。
commandキーの位置が悪い
commandキーはWindowsでいうところのctrlキーにあたる。
通常ctrlキーはキーボードの左下に配置されており
CやZキーと距離があるため、
ctrl+Cやctrl+Zのショートカットが打ちやすい。
しかし、iPad純正キーボードのcommandキーは
左下のキーから3つ右側に配置されているため、
CやZキーと近く、同時押ししにくい。
使いにくかった解説はこれくらいにしておく。
ノートPCにもなれない中途半端な存在なんだと思い知らされた。